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四万十オーガニックの作る
無農薬のお米

農薬・化学肥料を使わない
自然と共生した「しまんと自然米」の作り方の秘訣とは?

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田んぼには一般的には何もしなければヒエなどの強力な雑草が沢山生えてきます。

昔は、この雑草と取るために沢山の人手と時間が必要でした。

しかし、私たちはジャンボタニシという稲の害虫と言われるタニシを逆に生かして

無農薬で稲づくりをしております。

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そもそも、ジャンボタニシとは?

ジャンボタニシは東アジア、東南アジア各地で稲の害虫となっている外来種。 日本の侵略的外来種ワースト100にも殿堂入りしているほど、強力な害虫として扱われています。 

別名スクミリンゴカイと呼ばれていますが、日本には1981年に食用として台湾から長崎県と和歌山県に持ち込まれました。

それから2年後の83年には養殖場が35都道府県、なんと500か所にも上りました。

しかし、見た目、味ともにあまり日本人には合わなかったため需要がなく次々と養殖場が放置されていきました。
そこからジャンボタニシが逃げだし、あっという間に全国へと分布を広げていき稲作に害をもたらすようになったのです。

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有機栽培への転換

彼らの食欲・繁殖力旺盛な性質を

何とか利用できないか?


と考えた農家さんが、1989年から実験的にジャンボタニシによって田んぼの除草を行う実験をしていき試行錯誤の末、画期的なノウハウの作り上げました。

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ジャンボタニシ農法の
主なポイントとは?

①苗の種類
②水管理

通常、水稲の苗は『箱苗』が使われますがジャンボタニシ農法では通常『ポット苗』が使われます。
両者の違いは、苗の葉の数です。
まず、箱苗では通常葉が2枚の幼い苗(稚苗)が使われます。
箱の中に種もみを沢山蒔けるので、ひと箱で田植ができる面積が大きいです。

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なぜ成苗にする
必要があるのか?

箱苗は、この箱の中に培養土を入れてその上に、

種もみを沢山蒔きます。
それを育てて田植をするので、一枚の箱苗で多くの面積を植えることができます。

箱苗が2枚の幼い苗に対して、ポット苗は葉っぱが約5枚の大人の苗(成苗)使われます。


ポット苗の写真。左が表で右が裏です。


ポットのような形の中に、種もみをまいて育てます。


苗同士の隙間が大きいので、

より苗の生命力を引き出すことができます。

一番下の写真はポット苗の様子。

葉が5枚程度になり、成苗となっています。

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ジャンボタニシは柔らかい草ほどよく食べる特徴があります。


なので若い植物ほど食べられやすいということです。


ポット苗は、箱苗と比べて固いので、ジャンボタニシは田植して後から生えてくる雑草をたべるので、除草剤を使う必要がなくなるのです。

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ジャンボタニシの動きを
コントロールする重要な
水管理とは。

ジャンボタニシの除草効果はかなり高く、体長1~2㎝のものが、1㎡に2個以上おれば除草効果は心配ない (草が少ない場合は1個/2㎡でもいい) 
でも、時にはジャンボタニシの数が多すぎたり、エサとなる雑草が育っていない時があり、稲が食べられることもあります。

そんな時は、田んぼに溜めてある水を水深1~3㎝くらいの間に調整します。
するとジャンボタニシは動きが鈍くなるので、その間に雑草を伸ばし、彼らのエサを増やすのです。

他にも野菜の残渣や、タケノコ、苅草などを入れて餌にすることができます。

害虫と呼ばれるジャンボタニシも、考え方一つで味方にもなります。


自然の中の生き物と共生する、このジャンボタニシ農法が広がればもっと自然環境に良い農業が実現していきます。

またジャンボタニシがいない場所では、田植え終了後水を入れるときに、酵母菌を入れます。

酵母菌を入れると田んぼの中の水が酵母菌の作用により、無酸素状態になるため雑草が発芽できなくなります。

こうすることで、除草剤を使わなくても稲を育てることができるのです。環境によってさまざまなやり方に変えていき自然と共生した稲作をめざしています。

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美味しいお米の品種
コシヒカリ・にこまるを栽培しています。

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2017年には日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で高知県産のにこまるが最高レベルの特Aを獲得しています。
炊いた時のツヤツヤしたお米の粒、モチモチした食感、
甘みなどがとても良いことで有名です。
また、にこまるは冷めても美味しいのでおむすびや、
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コシヒカリの特徴

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1956年に開発されて以降、

日本全国で栽培されている農家にも消費者にも

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【おいしさと身体と自然の3つを大切にする、四万十の「自然米」】 「日本最後の清流」と呼ばれる高知県四万十川流域で、栽培期間中、除草剤などの農薬や化学肥料を使わずに育てられた、希少なお米です。

しまんと有機農家の自然米【玄米5㎏】

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安全性はもちろん、知ってほしいのはその味わいの豊かさ。一口味わうと歯ごたえに驚き、噛めば噛むほどお米本来の旨味が口のなかに広がります。
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